
尊いもの。【誰でも読めます】
物を作るということ。
物語を紡ぐということ。
時間も、お金も、体力も、精神力も削られる。
何度も立ち止まり、悩む事もある。
責任は重く、当たり前にリスクもある。
でもそれ以上に、尊いものがある。
作品に関わってくれたキャストのみんな。スタッフのみんな。
そして、この作品を見届けようと時間を使ってくださる皆様。
有限な人生の中で、
同じ時間を生き、
同じ空気を吸い、
同じ物語を共有する。
ただ『作品を創った」
『作品を観た』
はい。終わり。
じゃなくて
人生の中で
その時間を、軌跡を、お互いの中に刻むこと。
例えがあってるかはわからないけど…
一日三食ご飯を食べるとして。
朝はこの店
昼はあの店
夜はあの店
と
毎日違うお店に行ったとしても
一生で全国のご飯屋さんを食べ尽くすことはできない。
演劇も同じ。
新しい作品が生まれて、
毎日のように幕が開いて、
そして終わる。
色んな選択肢がある中で
『この作品に出よう』
そう決断してくださった事務所の皆様、キャストの皆様
そして
『この作品を見届けよう』
そう思って、大切な時間とお金を使い、劇場へ足を運んでくださる皆様。
決して当たり前じゃない。
奇跡みたいな確率で重なった、ご縁なんだと思う。
人生の数時間をいただく。
作品の責任者として。
そして、一人の表現者として。
最後まで足掻かせて下さい。
この作品に関わってよかった。
この作品を観に来てよかった。
そう思っていただけるように。
皆様とお会いできる日を楽しみにしています。
暑苦しい日に熱苦しい文でした。笑

